デスクワークの悩みの95%は「VLOOKUP関数」「ピボットテーブル」「マクロの記憶」で解決できる
デスクワークを3倍効率化するテクニック―エクセルの3つの機能で仕事のスピードを加速する (DO BOOKS)
- 作者: 奥谷隆一
- 出版社/メーカー: 同文館出版
- 発売日: 2010/02/03
- メディア: 単行本
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著者が仕事やメルマガを通して受ける質問の内容をまとめると、
- 20%:VLOOKUP関数で解決できる質問
- 20%:ピボットテーブルで解決できる質問
- 15%:マクロで解決できる質問
- 40%:3つの組み合わせやその他の方法で解決できる質問
- 5%:解決できない
と、なっています。
VLOOKUP関数で解決する悩みとして、下記があります。
・列番号を入力するときに、数えなくてもマウスで範囲指定すれば表示される。
・番号で管理しているものの情報を入力する際に、間違えない。
・一方の表にあって、もう一方にない場合に漏れに気づく。
・複数の参照表を使い分けてデータを持ってくることが出来る。
VLOOKUP関数を他の関数と組み合わせると効率化出来ます。
・COLUMN関数で列番号を自動的に変化させる。例:COLUMN()+2みたいに使用。
・MATCH関数で縦横方向を検索できる。例:MATCH("S",A1:F1,0)でSが何個目にあるかを返してくれる。
・INDIRECT関数で複数の参照表を切り替えて使用。例:参照表に名前を付けおいて、INDIRECT(C2)とすれば、C2セルに書かれている名前(参照表の名前)を参照してくれる。
・IF関数と組み合わせて、2つの表の差異を見つけられる。例:名前の漢字間違いとか簡単に見つけられる。
ピボットテーブルで解決する悩みとしては、以下があります。
・2つのシート間の差分を見つける。Alt+Dで2003verにしてPを押すと複数参照出来る。
・文字データを集め直し、別表として表示させる。
マクロの記録では、以下があります。
・大量の単表ををひとつの一覧表に自動集計する。
個人的にピボットとマクロはそんなに学ぶものはありませんでしたが、わかりやすく書かれてあるので、参考になります。